おおまかな星の動き
6月25日午後6時46分に、牡羊座での下弦の月となります。
夏至の後の下弦の月であり、蟹座の新月に向かっていく区切りとなるようなタイミングになるでしょう。
7月の蟹座の新月と山羊座の満月では、日食と月食となり、今年の末から迎える山羊座の季節の前兆となる出来事もありあそうです。
今年の12月上旬に、木星が山羊座に入ると、すでに山羊座に滞在している土星と冥王星も加えて、3つの天体が山羊座に滞在することになる「トリプルコンジャンクション」が起こります。
来年の3月には、土星は水瓶座に移動するので、数カ月ほどはトリプルコンジャンクションの状況が継続します。
なかでも、来年早々には、土星と冥王星が完全に重なるので、今後10年以上にわたり続いていく、変化の速い水瓶座(アクエリアス)時代を直前に控え、まず足場を整えていくということも多くなりそうです。
ことしの春分・夏至・秋分・冬至の4つの節目のホロスコープの特徴などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
夏至のホロスコープやテーマについて、詳しく書いていますので、ぜひどうぞ。
過去記事「月のサイクルを生活に取り入れて、運気をアップさせる方法」を、先日追記しましたので、ぜひご参照ください。
前回の新月、半月、満月は、いかがでしたか?一度、振り返ってみるのもよいでしょう。
下弦の月のホロスコープ
今回の牡羊座の下弦の月は、射手座の満月と蟹座の新月の間に起こります。
下弦の月は、第3ハウスで起こります。
第3ハウスのキーワードは、「コミュニケーション、情報、好奇心、近場での旅行、学習」などがあります。
月は癒しの星であるキロンと重なります。
アセンダントは、山羊座の2度となり、山羊座のエネルギーにあふれています。
サビアンシンボルは、「3つのステンドグラスの窓、ひとつは爆撃で損傷している(Three stained-glass windows, one damaged by bombardment.)」となります。
2度という度数は、始まりの1度からの反動が出てくる度数であり、しかも山羊座ということで、現実で着実な対応が求められるタイミングとなります。
金星・木星・海王星のTスクエアが形成され、土星はしっかりとドラゴンテイルと重なります。
金星は土星とインコンジャンクト(150度)となります。
土星と海王星はセクスタイル(60度)となります。
水星は蟹座に滞在しており、下弦の月の数日後に獅子座に移動しますが、7月上旬には逆行をはじめ、蟹座に戻ってくることになります。
西洋占星術のハウスについてまとめていますので、併せてご覧ください。
ドラゴンヘッド&ドラゴンテイルについて、投稿していますので、ぜひご覧ください。
西洋占星術を独学したい人のために、基本・複合アスペクトをまとめていますので、ぜひご覧ください。
下弦の月の解釈
今回の下弦の月は、木星射手座期から木星山羊座期&トリプルコンジャンクションへの橋渡しというテーマもありそうですね。
今まで、可能性を広げ、エンジン全開で進めてきたことを変えていく流れになりそうです。
癒しの星であるキロンが下弦の月と重なっているので、木星射手座期に入ってから全力で取り組んできた人は、積極的に癒しの機会をとってみるのも良いでしょう。
金星・木星・海王星という幸運&拡大の天体仲間たちが、Tスクエアを形成していることも、そろそろギアを変えていくタイミングであることを知らせてくるかのようです。
また、7月から次第に木星山羊座期の準備に入りつつあり、私たちが慣れていくために、7月上旬からおよそ3週間にわたり水星逆行の期間も用意されています。
また、逆行中の土星とドラゴンテイルも重なり続けていますので、過去や過去生のご縁やつながりと向き合い続けている人も多いかもしれませんね。
来年の5月上旬までは、蟹座ドラゴンヘッド&山羊座ドラゴンテイルが続き、双子座ドラゴンヘッド&射手座ドラゴンテイルに移動します。
故郷でのご縁、家族のトラウマ、社会的なつながりなどを整理していくことで、風のサインである水瓶座時代にさらなる発展につながることもあるでしょう。
さらに、今回の下弦の月でも、第7ハウスが充実していますので、ソウルメイトとの出会いや関係にフォーカスが当たることも多そうですね。
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下弦の月での開運アクション
下弦の月では、満月から新月に向かって欠けていく月のように、物事や関係を整理したり、手放ししたりすることに向いています。
とくに、下弦の月から新月までの間は、デトックスやダイエットに適したタイミングとなります。
新月から満月の間は、何かを育てたり、大きくしたりすることに向いていますが、「見直し・整理・手放し」していくプロセスが、さらなる成長のためには必要になります。
また、上弦と下弦の半月のときは、太陽と月がスクエア(90度)となりますので、違う視点から、客観的に状況を分析できるメリットもあります。
何かに行き詰っていると感じているときや伸び悩んでいるときには、半月のタイミングを上手にライフスタイルに取り込んでいくと良いでしょう。
たとえば、仕事や家事などで時間と体力を酷使したことがあり、何に時間を使っているのか「見える化」して、あえて「しないこと」を書き出すようにしていました。
あなた自身と対話する時間を大切にしてみてくださいね。
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部屋でアロマオイルを焚くよりも、手軽にアロマオイルの香りを楽しむことができますよ。
下弦の月の心と身体のケア
下弦の月は、新月に向かって欠けていく月のように、何かを削ぎ落したり、整理したりすることに向いています。
下弦の月から新月までの1週間を、ダイエットやデトックス週間とするのも良いですね。
また、昨年の秋に、木星が射手座に移動してから、全力で取り組み続けたり、可能性を広げてきたりした人は、このあたりで一度ゆっくりしてみるのもよいでしょう。
トリプルコンジャンクション後に、次第に大きな流れとなっていく水瓶座時代に向けて、本当に好きなことだけを取り組むように変化していくことも吉となりそうです。
水瓶座時代は、それぞれの個性を生かす時代にもなりそうです。
スピリチュアルや占いについて興味がある人も増えてきそうですね。
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新月・満月時に好評の占いですが、上弦と下弦の月バージョンも、今回から作成してみました。
今回の下弦の月のホロスコープに合わせて、メッセージを書いています。
あなたの心を落ち着かせて、あなたの意識に集中してから、オラクルカードを引いてみてください。