おおまかな星の動き
7月25日午前10時18分に、牡牛座での下弦の月となります。
部分月食を伴う山羊座満月が終了し、獅子座の新月に向かう途中での下弦の月となります。
獅子座の新月では、残りの木星射手座期をしっかりと味わい尽くすということもテーマになっています。
ちなみに、8月1日のお昼に獅子座新月を迎えた直後には、3週間ほど続いた水星逆行が終了します。
8月は、1日の獅子座新月と30日の乙女座新月の2回の新月があり、ブラックムーンとなります。
今年の12月上旬には、木星が射手座から山羊座に移動すると同時にトリプルコンジャンクションとなります。
来年の3月には、土星は水瓶座に移動するので、数カ月ほどはトリプルコンジャンクションの状況が継続します。
なかでも、来年早々には、土星と冥王星が完全に重なるので、今後10年以上にわたり続いていく、変化の速い水瓶座（アクエリアス）時代を直前に控え、まず足場を整えていくということも多くなりそうです。
ことしの春分・夏至・秋分・冬至の4つの節目のホロスコープの特徴などをまとめていますので、ぜひご覧ください。
夏至のホロスコープやテーマについて、詳しく書いていますので、ぜひどうぞ。
過去記事「月のサイクルを生活に取り入れて、運気をアップさせる方法」を、先日追記しましたので、ぜひご参照ください。
前回の新月、半月、満月は、いかがでしたか？一度、振り返ってみるのもよいでしょう。
下弦の月のホロスコープ
今回の牡牛座の下弦の月は、第7ハウスの最後の方で起こります。
第7ハウスと第8ハウスのキーワードが強調されそうです。
第7ハウスのキーワードは、「ソウルメイトとの出会い＆関係の始まり、対人関係」などがあります。
第8ハウスのキーワードは、「ソウルメイトとの関係の進展＆絆の深まり、引き継いだもの、受け渡されたものや金運」などがあります。
下弦の月は、牡牛座の2度となり、サビアンシンボルは、「電気的な嵐（An electrical storm.）」となります。
2度という度数は、始まりの1度からの反動が出てくる度数であり、五感が発達し始めたり、新たな感覚を得たりする衝撃を表していることもあるでしょう。
アスペクトは、獅子座の火星は木星とタイトなトラインになります。
逆行中の水星は、蟹座で金星とピッタリと重なります。
火星は土星とインコンジャンクト（150度）となります。
引き続き、土星と海王星はセクスタイル（60度）となります。
西洋占星術のハウスについてまとめていますので、併せてご覧ください。
ドラゴンヘッド＆ドラゴンテイルについて、投稿していますので、ぜひご覧ください。
西洋占星術を独学したい人のために、基本・複合アスペクトをまとめていますので、ぜひご覧ください。
下弦の月の解釈
今回の下弦の月は、火星と木星が美しいトラインを形成することもあり、木星射手座期を最後まで味わい尽くすことがテーマになりそうです。
火星は、情熱・エネルギー・ヤル気を注いでくれる天体であり、この火星が幸運の天体である木星と調和的なアスペクトを形成することで、情熱やエネルギーを注ぎ込むことで、思っていたよりも楽に達成できることもあるでしょう。
まだ、チャレンジしていないことがある人、木星射手座期が終了してしまうと心残りがある人は、勇気をもって新しい世界に飛び込んでみてくださいね。
水星逆行が終了する獅子座新月あたりには、手ごたえを感じられる人も出てきそうですよ。
また、牡牛座の下弦の月での重要なアスペクトのひとつが、蟹座で逆行中の水星と金星がピッタリと重なることになります。
故郷、家族でのつながりを感じる出来事があったり、昔ながらの友人と再会したりする暗示もあります。
ご縁を求めている人は、同じ出身の友人、同窓生、家族同士のつながりがある人などを通じて、良い出会いがあるかもしれません。
下弦の月は、第7＆8ハウスに入っているので、ソウルメイトとの出会いやつながりをサポートしてくれるはずですよ。
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下弦の月での開運アクション
下弦の月では、満月から新月に向かって欠けていく月のように、物事や関係を整理したり、手放ししたりすることに向いています。
今回は部分月食の満月の後の下弦の月なので、普段よりも、整理することがたくさんあるかもしれません。
また、下弦の月から新月までの間は、デトックスやダイエットに適したタイミングとなります。
新月から満月の間は、何かを育てたり、大きくしたりすることに向いていますが、「見直し・整理・手放し」していくプロセスが、さらなる成長のためには必要になります。
また、上弦と下弦の半月のときは、太陽と月がスクエア（90度）となりますので、違う視点から、客観的に状況を分析できるメリットもあります。
何かに行き詰っていると感じているときや伸び悩んでいるときには、半月のタイミングを上手にライフスタイルに取り込んでいくと良いでしょう。
下弦の月の心と身体のケア
下弦の月は、新月に向かって欠けていく月のように、何かを削ぎ落したり、整理したりすることに向いています。
下弦の月から新月までの1週間を、ダイエットやデトックス週間とするのも良いですね。
トリプルコンジャンクション後に、次第に大きな流れとなっていく水瓶座時代に向けて、本当に好きなことだけを取り組むように変化していくことも吉となりそうです。
水瓶座時代は、それぞれの個性を生かす時代にもなりそうです。
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