2020年 秋分のホロスコープから見るテーマ

秋分について

太陽が天秤座に入った瞬間が、秋分になります。

毎年、日が前後したり、時間が違っていたりしますが、2020年は、9月22日の午後10時31分に、秋分を迎えます。

秋分を迎えた瞬間のホロスコープを元に、冬至までの3カ月にわたる状況を読み取ることもあります。

ここから、数カ月の目標を見直したり、計画を立てていくには、良いチャンスとなります。

 

今年の春分と夏至からのテーマ

今年の春分と夏至は、グレートコンジャンクションも起こる転機となる前兆のように、インパクトがありました。

とくに、春分と夏至のアセンダントが同じとなり、サビアン度数で、蟹座29度となっていました。

蟹座29度は、春分後の天秤座満月のアセンダントとなったり、2回連続で起こる蟹座新月の2回目の新月の位置となったりしています。

 

蟹座29度のサビアンシンボルは、「双子の体重をはかるミューズ」となります。

29度は、今までの世界と、新しく進んでいく世界を比べて、準備を整えていくことになります。

今までいた家庭、職場、学校、国などの環境では、当たり前だと思っていたことを、問い直すということもあるかもしれません。

あなた自身が、どうしてきたいのか、何が好きなのかを、積極的に選び、行動していくことが求められつつあるのかもしれません。

 

今年前半は、蟹座が強調される星回りが続いていました。

身近な生活や環境、あなたの周りを取り囲む家族や身近な人たちとの関係を見つめなおすことになった人も多いでしょう。

2020年 夏至のホロスコープから見るテーマ

2020年4月2日

2020年 春分のホロスコープから見るテーマ

2020年2月18日

 

秋分のホロスコープ

太陽は、第4ハウスに入っています。

第4ハウスは、「居心地の良い場所、家庭、家族、身近な人たち、故郷、伝統」などのキーワードがあります。

秋分から冬至までの期間は、あなたの家、家族、身近な人や環境について掘り下げていくことになりそうです。

 

アセンダントは、サビアン度数で、蟹座3度になります。

アセンダントは、春分と夏至に引き続き、蟹座のサインとなります。

蟹座3度のサビアンシンボルは、「毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男」となります。

1度で、サインの意図がスタートし、2度で反動が起きます。3度になると、1度と2度を経験して、基本的な原理を獲得することになります。

毛皮に包まれることで、毛深い鹿と共通の外見を得ることになり、集団の一員となろうという気持ちを表しています。

あなたの仲間やグループを選んでいくプロセスが、さらに進んでいくようです。

 

月は、第6ハウスに滞在しています。

第6ハウスのキーワードは、「労働、健康、奉仕精神、ボランティア」などがあります。

今年は、働き方が変化する流れが続いていましたが、働き方を見直すタイミングになりそうです。

仕事と健康のバランスも見直すことがあるでしょう。

 

月は、射手座にあり、牡牛座の天王星と、タイトに150度であるインコンジャンクトを形成しています。

インコンジャンクトは、予想していなかった流れを表すことが多いので、新しい仕事環境の中、働き方について考えていくのかもしれません。

 

火星、土星冥王星、水星からなる活動宮のTスクエアも形成されています。

火星は、9月10日から逆行を始めています。

そろそろ次の世界に進むために手放した方が良いと思って、放置していたことに、きちんと向き合うタイミングになりそうです。

 

さらに、金星を頂点とした、木星と海王星からなるヨードも形成されています。

ヨードは、二等辺三角形のような形をしています。

150度となるインコンジャンクトが2つ、60度となるセクスタイルから形成されます。

夏至に引き続き、インコンジャンクトのアスペクトが多く形成されており、予想外の変化があったり、今までの経験則ではわからなかったりすることもありそうです。

 

金星、木星、海王星は、善意や喜びを拡大していくという共通点をもっている天体になります。

ただ、意識の面では、金星が個人の喜びと結びついていますが、木星になると、周りの人たちと共に、喜びをシェアするようになります。

海王星になると、さらに視野が広くなり、意識面でのつながりも感じるようになります。

今回のヨードでは、金星を頂点としています。

木星や海王星の視点で、喜びを感じることは理想ですが、まず自分の喜びを大切にしていくところからスタートすると良さそうです。

2021年の特徴的なアスペクト 土星と天王星のスクエア

2020年4月23日

基本のアスペクトまとめ

2018年12月18日

 

秋分あたりの星の動き

約2年2カ月ぶりとなる火星逆行が、9月10日からスタートし、11月14日まで続いています。

10月6日には、火星大接近が起こります。

火星は、6月28日から、ナチュラルサインである牡羊座に滞在しており、約半年にわたり、牡羊座にとどまります。

あなたの情熱をどこに注いでいくのか、見直すチャンスとなりそうです。

今までの生き方を変化させたいというエネルギーも出てくるでしょう。

 

今年最後となる水星逆行も、10月14日から11月4日まで、約3週間ほど起こります。

火星逆行中に、水星逆行も起こることになり、11月後半から年末あたりまで連続している、大きな星の動きに準備するような流れになります。

 

11月13日には、今回最後となる木星と冥王星のコンジャンクションとなります。

新しい時代への意識改革が進んでいくことになりそうです。

3回にわたる木星と冥王星のコンジャンクション

2020年3月25日

 

11月30日と12月15日は、双子座満月と射手座新月となり、食の季節が始まります。

とくに、射手座新月は、皆既日食となり、大きな変化となるでしょう。

 

そして、12月17日には、土星が水瓶座に移動し、トリプルコンジャンクションが終了になります。

今年最大のイベントになるグレートコンジャンクションが、12月22日に起こります。

新しい時代の幕開けとなっていくでしょう。

トリプルコンジャンクション再開のテーマ

2020年6月12日

 

動画でも、星の動きやテーマについて、投稿していますので、チャンネル登録していただけると嬉しいです。

 

秋分のホロスコープからのテーマ

春分と夏至を経て、今までの社会的なシステムや価値観が、大きく変化しつつあります。

あなたを取り巻く外側の世界が、大きく変化するにつれて、あなたが心を開くことができる環境や人間関係を大切にしていこうと決意した人も多そうです。

春分と夏至に引き続き、秋分のアセンダントも蟹座ということで、心から安心できる場所を求めている人が増えそうです。

たとえば、都会から、地方に引越しを検討する人もいるかもしれません。

仕事を最優先してきた人も、本当に望んでいる生活がクリアになり、方向を変える人もいるでしょう。

 

今回の木星と冥王星のコンジャンクションは、3回ありますが、もう以前のような世界に戻ることはなく、新しい世界を創るしかないという気持ちが高まっています。

春分のテーマでもある「働き方改革」も進んでいくことになり、あなた自身の喜びや情熱を大切にしようという流れが強まりそうです。

また、活動宮のTスクエアもあり、火星、土星、冥王星という底知れぬ力を秘めた天体と、知性とコミュニケーションの天体である水星から形成されています。

あなたの思い切った決断と行動、そして、周りの人と上手にコミュニケーションを取っていくことで、一気に飛躍の道を進む人も出てくるかもしれません。

 

来年は、土星と天王星のスクエアが続き、新しい社会が築くまでのプロセスが続き、金運面の不安なども起こるかもしれません。

しかしながら、本当に自分の好きなことに取り組んでいることで、不安や怖れの気持ちが少なくなることもあるでしょう。

あなたの好きという気持ちが、大きな原動力となって、自分の理想の方向に進んでいくことになるはずです。











月のホロスコープ

新月と満月時には、ホロスコープの意味と毎回のホロスコープに合わせたメッセージを入れた期間限定のオラクルカードを作成していますので、ぜひご覧ください。