蟹座が強調される配置
今年は、どのように世の中が変化していくのか、毎日気になっている日々の中、春分を迎えました。
今年の春分は、アセンダントが、サビアン度数で、蟹座の29度となっていました。
アセンダントは、第1ハウスの始まりとなり、東の地平線となって、朝日が上昇してくるポイントになります。
個人のホロスコープを見ると、アセンダントは、その人の外見、行動パターン、第一印象などを表しているともいわれています。
春分のホロスコープでは、一年を通じての行動指針や全体的なムードなどを表していくことになります。
この蟹座29度という度数は、夏至のアセンダントでも同じ度数となります。
春分と夏至のホロスコープについても、取り上げていますので、あわせてどうぞ。
ちなみに、9月21日の秋分のアセンダントも、蟹座にあります。
サビアン度数では、蟹座3度に滞在しています。
そして、太陽は、蟹座と関連のある第4ハウスに滞在しています。
まず、蟹座のキーワードは、「感情、共感、居心地の良い、自分の周りの人を大切にする、身内意識、記憶力、味方かどうかはっきりと分ける、感受性」などがあげられます。
あなたの周りの場所を心地よくして、自分の周りの人との関係を大切にしていくことになります。
今まで、外の世界に向けて行動していた人も、身の回りの環境や家族、身近な人との関係を見直すことになっていくでしょう。
そして、蟹座29度のサビアンシンボルは、「双子の体重をはかるミューズ」となります。
29度は、今までの世界と、新しく進んでいく世界を比べて、準備を整えていくことになります。
今までいた家庭、職場、学校、国などの環境では、当たり前だと思っていたことを、問い直すということもあるかもしれません。
あなた自身が、どうしてきたいのか、何が好きなのかを、積極的に選び、行動していくことが求められつつあるのかもしれません。
あなたが、自分の心に問いかけて、生活する場所を選択していくこともあるかもしれません。
2回連続の蟹座新月
6月21日と7月21日には、2回連続で蟹座新月が起こります。
すでに、それぞれのホロスコープとテーマについて、投稿していますので、あわせてご覧ください。
1回目の新月では、夏至の直後に起こります。
金環日食を伴い、蟹座の始まりの度数で起こるパワフルな新月となります。
2回目の新月は、サビアン度数で、蟹座29度で起こります。
そして、アセンダントは、蟹座の始まりの度数となります。
ちなみに、蟹座29度は、4月8日の天秤座満月のアセンダントとでもあり、春分から引き続き、蟹座の意図が強調されることになっていました。
1回目の新月が、第8ハウスで起こり、2回目の新月が、第2ハウスで起こります。
第2ハウスと第8ハウスは、対の位置となります。
第2ハウスが、自分の力で獲得した金運、スキル、能力などを表し、第8ハウスは、家族や周りの人から受け継いだものを表すことになります。
第8ハウスは、家族や周りの人と親密な関係を築くことで、パワーを発揮していくことになります。
この2回連続の蟹座新月では、社会的にも、経済面や金運面での変化が現れてくる可能性もあるでしょう。
風の時代が、次第に到来しつつありますが、今回の2回連続の蟹座新月では、格差が広がり続けている金融システム、今までのお金や仕事に対する価値観、働き方などを見直す転機になりそうです。
誰もが、自分のスキルや能力をいかすチャンスができ、自分のペースや価値観を大切にしながら働くことになっていくキッカケになるでしょう。
蟹座のキーワードである「感情」を大切に扱うことが、開運のカギとなります。
実際の生活では、自分の感情を無視したり、我慢してしまったりしてしまうことも多いかもしれません。
自分の素直な感情と向き合っていくことで、自然と周りの人とタイミングが合うようになり、すべてが上手く進み始めるということもあるでしょう。
そして、あなたの大切な人たちとの関係を通じて、愛を感じる機会も増えていくことになりそうです。
あなたのパートナー、家族、友人たちを大切に思う気持ちが、現状を乗り越えるための勇気となることに気がつくでしょう。