タロットで知りたい「相手の気持ち」
タロットカード占いで、ダントツで人気があるのは、恋愛面ですよね。
恋愛面でも、よくある質問のひとつとして、「相手の気持ちはどうなの?」ということではないでしょうか。
相手の気持ちを表すところに、月が出たときに、相手の気持ちはどうなのかを、例を中心にして書いてみます。
ただ、あなたの今後の行動によっても、相手の気持ちは変わってくる可能性はありますし、過去の状況やキーカードなどを含めた周りに出てくるカードによっても捉え方が変わることもありますので、一例として参考にしていただければと思います。
そして、タロットはさまざまな解釈があることも魅力のひとつになります。
あなたがタロットと仲良くなることで、さらに詳しく答えを教えてくれるようになりますので、カードを信頼してあげてくださいね。
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簡単なタロット「月」の説明
タロットカードでは、「星」、「月」、そして「太陽」と天体のカードが続きます。
タロットの大アルカナの最初のカードたちは、愚者、魔術師、女教皇などの人物を象徴するカードが続いていましたが、天体のカードになると意味をつかみづらいという声を聞くこともあります。
月は、満ち欠けをすることから、不安定、感情的などのキーワードと結びつけられることもあります。
月の次のカードである「太陽」のカードは男性性を表しますが、月のカードは女性性を表すこともあります。
太陽のカードについても解説していますので、併せてご覧ください。
タロットカードに使われている色や小物も、カードの意味を解釈する重要なポイントのひとつになります。
節制のカードのように、下方には水が描かれています。
そして、一匹のザリガニが這い上がってこようとしています。
水は、無意識、感情、直感などの象徴になります。
西洋占星術でも、蟹座・蠍座・魚座などの動物が水のサインであり、水のサインは、月と密接な関連があります。
また、水のサインは感情というキーワードと一緒になっていることも多いです。
水の中から這い上がってくるザリガニは、あなたの無意識や直感から出てくる不安を表しているのかもしれません。
そして、二匹の犬が不安そうに吠えているようです。
奥には、細い曲がりくねった山道が描かれており、月あかりだけでは歩みを進めるのは難しいかもしれませんね。
節制のカードについても解説していますので、併せてご覧ください。
月のカードが出ると、絵柄から推測できるように、「不安、感情、直感」などというキーワードと関連があることが多いですね。
実際に恋愛問題を占っていると、はっきりさせていない曖昧な関係、ときには公にできない関係をあらわしていることもあるので、注意が必要なこともあります。
さらに、月のカードが正位置で出ると、「曖昧、はっきりしない、不安定」という状況ということも表していることがあります。
ただ、逆位置になりますと、正位置の意味が弱まり、曖昧だった状況に決着がついたり、真実が明るみになったりすることもあります。
どの意味が適切に当てはまるか、相談者からの質問や周りのカードから照らし合わせると良いでしょう。
タロット「月(正位置)」の「相手の気持ち」
恋愛・結婚面を占っているときに月のカードが出てくると、「相手の気持ちが曖昧である、本当の気持ちが見えてこない、曖昧な関係のままにしていて不安」などという状況を表すこともあります。
相手は、不安や恐れから無意識の内に曖昧な状況をキープしているのかもしれませんし、もしくはあまり自分の本当の気持ちをさらけ出すことを躊躇しているのかもしれません。
ただ、少し注意が必要なのは、相手が不都合な真実や偽りを隠そうとしている可能性もあるので、ほかのカードもしっかりと見ましょう。
また、月は直感や感情と関連が深いことからも、相手は思考よりもフィーリングを大切にしている人であるということを暗示していることもあります。
あなたは、相手のインスピレーションを刺激してくれる人であったり、ロマンティックな感情を共有できる人であったりするかもしれませんね。
不安や恐れから、曖昧な関係にしておきたい
関係に不安や心配の種がある
不都合な真実を隠しておきたい
フィーリングや直感を共有できる
タロット「月(逆位置)」の「相手の気持ち」
「月」が逆位置となっても、正位置の意味が弱まります。
たとえば、不安定で移ろいやすかった感情が、安定し、感情の波が穏やかになりつつあるかもしれません。
さらに、相手のことを思うと気持ちが高ぶっていた状況から、安定を取り戻しつつあったり、本来の自分に戻りつつあったりすることもあります。
とくに恋愛の始まりや情熱的な恋愛をしていると、自分を見失いそうになることもありますが、時間の経過とともに、安定を取り戻していきます。
ほとぼりが冷め、情熱が冷めつつあるとリーディングするのか、もしくは安定を取り戻し、気持ちが穏やかになりつつあるとリーディングするのか見極めが必要なこともあります。
また、ほかのカードとの関連性もありますが、不都合な真実や偽りに気が付いてしまうということもあります。
たとえば、相手の本当の姿を知ってしまって、気持ちが冷めつつあるということもあるでしょう。
安定を取り戻し、好転しつつある
情熱が冷めつつある
隠しておきたい真実や偽りが明るみに出る
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