10月14日~11月4日 水星逆行 ~新しい絆をつなぐ~

おおまかな星の動き

今回の水星逆行は、10月14日から11月4日まで、およそ3週間ほど起こります。

今年最後の水星逆行になります。

水星逆行は、スマホやパソコンなど機械の調子が悪くなったり、予定が遅れたり、通信ができなくなったりすることがあります。

一方で、昔の友人が連絡をくれたり、過去の知り合いと再会したりというような過去の出来事がよみがえってくるようなこともあります。

また、大きな変化を経験している途中で、ペースについていくことができるように、あえて、身の回りのスピードを落としてくれていることもあるでしょう。

 

前回の水星逆行は、金星逆行中に始まりました。

そして、土星が山羊座に戻り、トリプルコンジャンクションが再開しました。

今までの価値観、システムなどで古くなっていたものは、本当に手放していく段階に入っているのかもしれません。

土星が水瓶座に滞在していた3月22日から7月1日までは、多くの出来事があり、新しい時代に向かって進むスピードが急に加速したように感じました。

 

今年最後の水星逆行では、約2年ぶりの火星逆行の途中で開始します。

火星逆行は、9月10日から11月14日までの約2か月間にわたり続きます。

火星のナチュラルサインである牡羊座での逆行となり、私たちの本来のエネルギーを取り戻していくことになるでしょう。

今まで当たり前だと思っていたことは、実はそうでなくてもよかったんだと気づくかもしれません。

 

今回の水星逆行は、蠍座から天秤座まで、星座をまたいで、逆行します。

水星は、ひとつの星座で逆行をすることもありますが、ひとつ前の星座まで逆行をすると、ひとつ前のテーマにさかのぼって、学び直すチャンスになります。

 

蠍座は、深く集中していくサインになります。

大切な人との関係を深めたり、同じ組織の仲間との結束を深めたりしていくことになります。

ひとつ前の天秤座は、誰にでも公平に、分け隔てなく接し、対等な関係を結びます。

 

誰かとの関係や組織との関係が対等なものであるか見直しすることになったり、ご縁を深めていく前に、見直すことが出てきたりする可能性もありそうです。

今まで、深い関係を築いてきた人や組織などからも、客観的に見つめなおすタイミングでもあります。

いつのまにか、一体となってしまっていると、自分にとって合わないなと感じているものでも、無意識の内に、我慢しているかもしれません。

そして、今の自分には、もう必要ないかもと思い、自然な形で、卒業となるかもしれません。

 

来年2021年前半の星の動きと全体的な流れについて、お伝えしています。

2021年前半 星の動き&全体運

2020年7月3日

 

今年後半の星のイベントについて、ブログと動画でまとめていますので、どうぞ。

動画は月星座別の運勢も投稿しています。

2020年後半の星の動き

2020年4月10日

 

 

水星逆行が始まるときのホロスコープ

10月14日の午前10時5分に、水星逆行は始まります。

ホロスコープを見ると、インパクトの強さを感じます。

水星は、第11ハウスに滞在しています。

会社や学校などの組織を超えたつながりを大切にしていくハウスになります。

新しい生き方を模索し始めようとする人もいるかもしれません。

 

アセンダントは、射手座の真ん中あたりの度数になり、射手座の意図が反映されています。

現状から、自由になり、フットワーク軽く、好奇心の赴くままに行動していきたい気持ちが高まりそうです。

 

地のサインのグランドトラインが形成されています。

月、金星、木星、天王星で形成されています。

さらに、魚座の海王星を合わせると、カイトとなります。

 

一方、活動宮のTスクエアも形成されています。

太陽、火星、木星、土星、冥王星とインパクトが強い天体で形成されています。

 

今まで安定しているかのように見えてきたシステムを大きく変えようとしている動きがありそうですが、ずっと続いていたものを変えるまでには、時間とエネルギーが必要になります。

一足飛びに、進んでいこうとする流れもありますが、ゆっくりと着実に新しい時代に移行できるように宇宙が配慮しているようです。

周りの人に対する想像力をもって、お互いに助け合って、乗り越えていくことが大切なのかもしれません。

この変化を通じて、一部の人だけではなく、多くの人が豊かさを受け取れるような世界に変わろうとしているようにもかんじます。

 

基本のアスペクトまとめ

2018年12月18日

複合アスペクトまとめ:Tスクエア・グランドトライン・グランドクロス・ヨード・カイト

2018年9月19日

 

水星逆行が終わるときのホロスコープ

11月4日の午後2時50分頃に、水星逆行は終了します。

水星は、第1ハウスの最後の方なので、第2ハウスと読んでいきます。

第2ハウスは、金運、所有するもの、才能、スキル、感覚などがあります。

あなた自身が、努力をして、才能、スキル、お金などを獲得していきます。

 

アセンダントは、天秤座の始まりの度数になります。

ご縁がつながり、環境が変化していくことになったり、新たな人たちとの出会いを求めたりすることになるでしょう。

 

気になるアスペクトとして、水星逆行開始時には、太陽、火星、木星、土星、冥王星の活動宮のTスクエアを形成していたのが、太陽の代わりに、水星が入ってくることになります。

 

太陽は蠍座まで進み、天王星とオポジションになります。

月は海王星とスクエアになります。

 

水星逆行がスタートしてから、終わりを迎えるタイミングでも、活動宮のTスクエアが形成されており、継続中の火星逆行と合わせると、勢いよく何かが変わろうとしているのかもしれません。

11月中旬には、木星と冥王星のコンジャンクション、双子座満月と射手座新月での食の季節、そしてグレートコンジャンクションと待ったなしに変化が積み重なるようになります。

秋から年末にかけての大きな一連の変化の前兆となる出来事があるかもしれません。

 

サビアンシンボルから読み解く水星逆行

今回の水星逆行は、蠍座の12度から天秤座26度まで、逆行をします。

蠍座12度のサビアンシンボルは、「大使館の舞踏会」になります。

自分よりも上の場所にいる人達とおつきあいを通じて、最高の自分をみせて、絆を作っていきます。

さらなる高みを目指し、もっと上の人たちとの絆を作ることで、未来を切り開いていこうとします。

 

天秤座26度のサビアンシンボルは、「互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩」になります。

26度からは、次のサインである蠍座に入る準備を進めていくことになります。

25度でサインの意図が完成し、26度になると25度で完成したものを味わう度数になります。

状況に応じて、柔軟に対応することで、周りの人との調和の取れた関係を進めていくことができます。

 

今回の水星逆行では、深い絆を育てていく相手をもう一度見直すことになるかもしれません。

今までは、自分の立場にとって有利になる人と積極的に絆を結び、心身ともに一体化しようと努力してきたのかもしれません。

一方で、そのような絆は、しがらみになっていたり、あなたの行動をいつの間にか制限したりしていたのかもしれません。

自分がいつも尽くす側になってしまい、疲れを感じてしまっていたことに気がつくこともあるでしょう。

そして、何かに突き動かされるように、世界観が変化しようとしていますが、今まで地位が高かった人や有利に立っていた人との絆を深めているよりも、自分で切り開いていく強さが重要であると気づくかもしれません。

 

水星逆行後には、立場や地位に関係なく、意気投合できる人たちとの対等な交流の中から、喜びが生まれてくるでしょう。

また、誰かとのつきあいを通じて、自分を高めていくよりも、自分の努力で獲得したスキルや能力を生かすチャンスに恵まれることもあるでしょう。

 

水星逆行後には、さらなる変化が待っています。

正直、どのような変化が待っているのか、わからないけれども、ワクワクしており、見届けてみたいと思っています。

あなた自身に力を蓄えて、本物の仲間との絆を深めていくことで、乗り越えていくことができるはずです。











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