冥王星とは
昨年(2018年)の秋には、木星が蠍座に滞在していましたが、蠍座の支配星が木星であるため、冥王星のパワーが注目されることも多くありました。
冥王星の公転周期は249年になり、楕円形の周期となるために、同じ星座にとどまる期間は、12~25年と差があります。
1930年に発見され、2006年までは惑星とされていましたが、準惑星となりました。
発見される以前までは、蠍座の支配星は火星でしたが、現在では火星は副支配星となり、冥王星が支配星となっています。
1930年に発見、現在は惑星から準惑星に
冥王星は蠍座の支配星
支配星(ルーラー)について、以前に投稿していますので、ぜひご覧ください。
冥王星のキーワード
冥王星が発見させる前は、蠍座の支配星が火星だったことからも、火星と冥王星は、似ている性質をもっています。
ふたつの天体共に、エネルギーがあふれ出してくるような勢いがあります。
火星の場合には、個人的な行動におけるエネルギー・野心と関連がありますが、冥王星の場合には、さらに大きな流れからエネルギーが注ぎ込むような感覚になります。
火星のエネルギーは、コントロールしていくことを習得し、協調性や忍耐を学ぶことも大切なプロセスとなります。
一方、冥王星のエネルギーは、宇宙からの大きなエネルギーや宿命的で避けられない出来事などを表していることもあります。
火星の発達年齢域が、働き盛りの壮年期である35~45歳であり、冥王星の発達年齢域が死後であることからも、冥王星のキーワードは、宿命・カルマのようなものも含まれます。
冥王星の象徴するキーワードは、再生、生と死、極端、莫大なエネルギー、徹底、カルマなどが挙げられます。
極端、徹底
宿命・カルマ
莫大なエネルギー
冥王星水瓶座時代
冥王星水瓶座時代については、以前のブログでも書いていますが、2023年から起こります。
現在は、冥王星は山羊座にあり、2008年に射手座から移動してきました。
社会的なシステムや組織の在り方などが大きく変化しつつあるのを感じます。
冥王星が水瓶座に移りますと、本格的に風の時代の到来を実感できるようになるでしょう。
テクノロジーのおかげで、多くの人が自由と平等を手にするチャンスが増えていくこともあるでしょう。
そして、上下関係、国籍などの影響が薄れ、グローバル化が進み、多くの人が友好的につながりあっていくということになっていくかもしれませんね。
また、水瓶座のような風のサインは、思考・情報・論理・アイデアなどと関連がありますので、良いアイデアが広まりやすく、社会を良い方向に変えていくこともありそうです。
こちらもあわせてご参照ください。
冥王星の逆行
冥王星は、毎年およそ5か月ほど逆行する時期があります。
今年(2019年)も4月下旬から、10月上旬まで逆行が続きます。
冥王星が逆行するときのテーマにあがりやすいことが、莫大なエネルギーを保存しておく、どこにエネルギーを注ぎ込むのか方向性を見定めるということになります。
また、冥王星が、「順行→逆行」と「逆行→順行」に方向を変えるときには、インパクトのある出来事が起こりがちになりますので、注意が必要です。
順行→逆行&逆行→順行のときには注意
逆行中は、エネルギーを貯めておき、エネルギーを注ぐ方向性をチェックすると吉
冥王星のトランジット
個人的にも、強い思い入れがある出来事が起こっていたときに影響を与えているのが、まさに冥王星が自分のネイタルの天体にアスペクトを作っていた時でした。
ときに、パーソナルな天体である月、太陽、水星、火星などにトランジットの冥王星が絡んでくると、人生に変化を与えるような出来事が多くなります。
また、ホロスコープを作成してみると、月・太陽・水星・火星などのパーソナルな天体と冥王星がアスペクトを作っていると、コントロールできないほどの大きなエネルギーが生まれることがあります。
個人的にも月が冥王星とアスペクトをもっているので、大きなエネルギーに突き動かされているようなタイミングがあります。
あなたの冥王星をホロスコープでチェックしてみましょう。
きっと、冥王星と素敵な関係を築くヒントが得られるはずですよ。
普段から浄化を心がけておくことで、感覚が研ぎ澄まされ、メッセージを受け取りやすくなります。
葉のホワイトセージを使って、空間を浄化することが多かったのですが、火がつきづらいときがありました。
粉末タイプなら、火が付きやすいので、少量だけで長持ちします。
浄化皿も入っているので、届くとすぐに使用できるところもおすすめです。
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