木星がホームグラウンドの射手座へ
今年の後半の大きな星のビッグ・イベントは、木星のホームグランドである射手座に移動することになりますね。
11月8日に、さそり座におよそ1年程滞在してた木星が、射手座に移動します。
主要な星の動きをまとめていますので、ぜひご覧ください。
射手座の守護星は、木星となります。
木星が射手座にいるときには、木星のパワーを最大限に発揮できるようになります。
木星がひとつの星座に滞在するのは、およそ1年間になりますので、およそ12年ぶりにホームグラウンドの射手座に帰還することになります。
射手座の意識が広がるキッカケに
ホームグラウンドに帰還した木星は、さらにパワーアップしていくことになります。
「自由な発想、国際的な意識の高まり、スポーツ分野の発展、多様性の尊重」などをキーワードとした出来事、流行、共通意識が広がっていくことになりそうです。
また、ファッションなどは、先日ちょうど記事が目に入ってきたのですが、「デニム素材のファッションが、セレブを中心に、フォーマルな場所でも流行しつつある」というものでした。
このように、自由でカジュアルなものが流行することもあるでしょう。
働き方改革や副業解禁という言葉をよく耳にしますが、新しい形の雇用契約が生まれたり、フリーランスが増加したりすることもあるでしょう。
新しいテクノロジーに対するイノベーションなども起こりやすく、自由で遊び心にあふれた物がはやりそうです。
たとえば、私の周りでは、中国初のアプリであるTikTok（抖音）を楽しんでいる人が多いのですが、言葉や国境に関係なく楽しむことができます。個人が自由に楽しそうに発信しています。
木星が射手座入りするときのホロスコープ
まず、木星が射手座入りする11月8日は、さそり座の新月となり、さそり座木星期の集大成といて座木星期の新たな幕開けを感じさせます。
今年に多く見られる逆行ですが、金星、天王星、そして海王星が逆行をしています。
ちなみに、木星が射手座に移動した９日後の17日には、水星が射手座で逆行を開始します。
まるで、射手座に移動した木星に、私たちが馴染むまでの準備期間を与えてくれているようですね。
木星は、タイトに逆行中の天王星とインコンジャンクト（150度）、キロンとトライン（120度）を形成します。
11月7日には、逆行中の天王星がおひつじ座に再び戻り、天王星おひつじ座期の総まとめ編に入っているので、インパクトがありますね。
11月7日には、しし座からドラゴン・ヘッドがかに座に入ります。
ちなみに、太陽をはじめとする天体は、おひつじ座→おうし座→ふたご座と進んでいきますが、一方のドラゴン・ヘッドは、逆にふたご座→おうし座→おひつじ座となります。
また、逆行中の金星も、ホームグラウンドの天秤座におり、天王星とオポジション（180度）を形成します。
金星と火星は、調和的な角度である（120度）を描きます。
さらに、海王星と太陽もトラインを作り、新たな門出を祝っているかのようです。
ホロスコープから伝わる星からのメッセージ
木星のキーワードは、「拡大、楽観、発展、寛大」などが挙げられます。
今まで皆が変わらないとなぜか思い込んでいた常識があっという間に変化していく兆しが見られそうです。
金星もホームグラウンドである天秤座での逆行中ということもあり、個人の気持ちを尊重した新しい婚姻のカタチや事実婚なども増えてくるでしょう。
さらに、人間関係の在り方や構築する手段も、テクノロジーの発展により、進化していくことも考えられます。
たとえば、対面で会ったことのない同僚たちと一緒に仕事を創り上げることも以前では考えられなかったのですが、広まりつつあります。
そして、キロンと木星が調和的なアスペクトがあることからも、さまざまな改革が進んでいく中でも、それぞれが自分の個性を輝かし、リラックスし、癒されるような世界の実現に向かって進みだそうとしている希望が見えます。
射手座入りする木星に、天王星がしっかりと絡んでいることからも、2019年から本格的に始まる天王星牡牛座期の改革を後押ししてくれるでしょう。
好きなことを仕事にする人は、さらに増加していくことになるでしょうし、遊びか仕事かの境界線が曖昧になっていくこともありそうですね。
ホロスコープを見ながら、新しい世界はどのようなものなのか想像を巡らせていると、とてもワクワクしてきましたね。
「あなたなら、どのような世界を創り上げたいですか？ 自由に創造できますよ。」と言われているかのようなホロスコープでした。
