2020年は星のイベントが目白押し
木星と土星の完全なグレート・コンジャンクションが2020年の終わりである12月に起こることは、以前に投稿していました。
時代を反映するかのような星のイベントになるのが、グレート・コンジャンクションになります。
また、2019年12月-2020年3月には、木星・土星・冥王星が山羊座に集まるトリプル・コンジャンクションも起こります。
そのほかにも、ホームグラウンドである山羊座に2年半ほど滞在している土星も、2020年3月頃に水瓶座に移動します。
次第に風のサインの時代の始まりが明らかになっていくのを感じるはずです。
そして、もうひとつ重要な大きな星のイベントは、土星と冥王星の完全なコンジャンクションになります。
土星と冥王星の豆知識
土星は公転周期が29年であり、冥王星は249年になります。
木星と土星のグレート・コンジャンクションが20年ごとのイベントであるのに対して、公転周期が長い土星と冥王星のコンジャンクションは、およそ35年ごと(逆行期間もありますので、±数年間の差が生まれる)になります。
2020年の土星と冥王星の完全なコンジャンクションは、1月上旬の1回のみになりますが、逆行期間によっては数回にわたり起こることもあります。
土星と冥王星のコンジャンクションの意味
前回の土星と冥王星のコンジャンクションは、1982年11月上旬に起こっています。
1982年も検索してみると、さまざまなことが起こっていることがわかるかと思います。
土星と冥王星のそれぞれのキーワードを挙げてみます。
現実的&安定感抜群の土星が、大きな方向転換や変化を生み出す冥王星と重なることで、今まで当然だと思っていた概念、常識、観念などにも変化が生まれてくる可能性がありそうです。
次回の土星と冥王星のコンジャンクションは、2020年1月中旬に起こります。
サビアン度数では、山羊座の23度になり、サビアンシンボルは、「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞(Two awards for bravery in war.)」となります。
このシンボルが表す2つの賞が何か気になりますよね。
「何らかの競争に参加し、勝利を収め、野心を満たす」という価値観もあれば、「自分にはふさわしくないと思った競争には参加しないでおく」という価値観もあり、山羊座の23度ではどちらも選ぶことができます。
今までの社会の基本となっていた物質的な価値観だけではなく、精神面での満足や豊かさにも価値を見出していくことができます。
また、このように多様な視点があることを理解することで、お互いの意見や違いなどを受け入れることもできるでしょう。
新しい視点や価値観などを受け入れていくキッカケもしくは、精神面での豊かさが生きる上での重要な指標となるような出来事もあるかもしれませんね。