西洋占星術 金星まとめ

金星とは

金星と言いますと、愛情、美しさ、金運などを象徴する天体として有名ですね。

2018年の秋や今年の5月中旬に、金星逆行をしていた時期もあるので、金星のことを意識した時間が多くなったと思います。

 

およそ7か月半の周期で公転しており、1年7か月ごとに逆行があり、逆行期間はおよそ6週間ほど続きます。

昨年の秋の金星逆行のテーマについて投稿していますので、ご参考にしてくださいね。

2018年の金星逆行のテーマ ~復活愛・復縁のチャンスも~

2018年10月1日

 

金星が表すキーワードは、愛情、美しさ、美しい人、金運、恋人、パートナー、芸術、所有などが挙げられます。

あなたの心を喜ばせ、愛し、豊かになるものの象徴を表しているようです。

 

金星を支配星としてもつ星座は、牡牛座と天秤座があります。

牡牛座の金星は、五感を通じて得られる、喜びや豊かさを感じる傾向があります。

天秤座の金星は、社交性が高く、人間関係を上手に保ち、バランスの取れた美しさと関連する傾向があります。

支配星(ルーラー)

2019年1月8日

 

金星と太陽が48度以上開くことはないので、基本的なアスペクトはコンジャンクション(0度)のみになります。

アスペクトについてまとめていますので、併せてご参照ください。

基本のアスペクトまとめ

2018年12月18日

複合アスペクトまとめ:Tスクエア・グランドトライン・グランドクロス・ヨード・カイト

2018年9月19日

 

金星のまとめ
公転周期は225日

逆行は1年7か月ごとに起こる

逆行期間は6週間

金星のキーワードは愛情、美しさ、美しい人、金運、恋人、パートナー、芸術、所有

金星を支配星としてもつ星座は牡牛座と天秤座

基本的なアスペクトはコンジャンクションのみ

 

金星とほかの天体との比較

金星と月の比較

女性にとって、金星も月も感情と関係し、重要な天体でありますが、どのような点で類似しており、またどのような点で異なっているのか書いてみます。

月は個人の感情に深く関わっている天体になります。個人の幼少期に形成されたり、感情のパターンだったり、近しい人のみに見せる態度だったりと、個人に深く根差している天体になります。

一方で、金星は個人の感性、個人の喜びや楽しみにつながっている天体になりま

月が個人の内面を反映するとすれば、金星は外側を反映します。

たとえば、金星は家の外で、ほかの人と接するときの態度や雰囲気を表すこともあります。

 

そして、一般的によく言われているのが、月は結婚生活・結婚相手などを表し、金星は恋愛・恋愛相手などを表すということでしょうか。

確かに、そのような意味もありますが、金星はまだ深く知り合う前に、相手のどのようなところに魅力を感じるかということが表れていると思います。

さらに仲良くなって、お付き合いしたり、絆を深める前には、まず相手に自分について、興味をもってもらうということも大切ですね。

そして、絆を深めていく段階になると、お互いの月星座を意識しながら、心地よくすごせるように、心がけていくと良いでしょう。

 

金星と木星の比較

幸運の天体というと、一般的には金星と木星が挙がってくることが多いですね。

金星も木星も、喜びをもたらしてくれるという点ではよく似ていますが、金星は個人の感性や喜びと結びついており、木星はもっと大きな枠組みである地域・社会という視点から見た、喜びや善意というテーマも入ってきます。

具体的には、金星は、愛の喜び、美意識、所有することなど個人の営みと関わっていますが、木星は喜びや善意の拡大、発展、寛容などというキーワードと結びついています。

 

金星と海王星の比較

金星と海王星の両方の天体が、創造力や芸術などの共通のキーワードを表すことがあります。

金星は個人の感性である美意識などに根差しています。

自分が好きなものを、とことん追い求めていき、ほかの人の評価や賞賛を求めるのは、二の次になります。

 

一方、海王星は土星外惑星になりますので、個人を超越した、すべてがつながりあう共通の意識から得られる創造力を表しています。

また、海王星のキーワードとして、共通の意識、創造力に加えて、現実を曖昧にしてしまう「お酒」などとも含まれています。

 

金星の発達年齢域

個人の感性が発展していく時期といえば、まさに思春期になりますよね。

自分のあらゆる感性を磨いたり、恋愛というもの体験したりすることを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

個人が生きていく上での喜びを通じて、自分を確立していく年代になります。

金星の発達年齢域
16~25歳

 

金星の逆行

金星の逆行は、1年7カ月ごとに起こり、逆行期間は、6週間ほど続きます。

金星が関連しているテーマである「恋愛、金運、豊かさ、美しさ」などについて振り返り、見直していくタイミングとなっています。

金星が逆行するサインを見ることで、全体的な流れやテーマを知ることもできるでしょう。

 

今年(2020年)は、金星が逆行をする年になります。

金星逆行の開始時と終了時のホロスコープ、サビアンシンボルなどから、今回の金星逆行のテーマを探っています。

2020年 金星逆行

2020年2月22日

 

金星星座別 男性の恋愛スタイル

牡羊座の金星の男性

自分自身の喜びや恋愛感情に素直な人かも。狙ったものをつかみとる積極的な姿勢が見られます。

恋愛をすると気持ちを隠せずに、素直にアプローチできる人も多いですね。

 

牡牛座の金星の男性

打ち解けるまでに時間がかかりますが、彼の好きなものやこだわりに対して理解を示すと、好感度が上がりそうですね。

グルメだったり、アートが好きだったりと、自分の好きなものに対してこだわりがある人も多いです。

 

双子座の金星の男性

好奇心が強く、多くのものに興味をもっており、子どものように目を輝かせている人が多いです。

彼の話を楽しく聞いているという姿勢を見せると、彼もうれしくなって、どんどん心を開いてきそうですよ。

 

蟹座の金星の男性

本音を話すようになるまでは時間がかかりますが、一度心を許すと、あなたの味方になってくれますよ。

愛情深い人が多いので、あなたの気持ちに寄り添う努力をしてくれる優しい人が多いですね。

 

獅子座の金星の男性

自分の愛情を表現することが上手な印象の人が多く、ロマンティックな演出を好む人も多いと思います。

彼の好きなことや喜びを感じることに、大きめのリアクションで喜びを伝えると、彼もさらに喜ぶでしょう。

 

乙女座の金星の男性

きちんと礼儀正しく真面目な印象が強い人です。

あなたの小さな変化も細やかに気が付いてくれる優しさがあります。

彼のこだわりを心から理解することが、打ち解ける第一歩になりそうです。

 

天秤座の金星の男性

対人関係においてもスマートにこなすことができる人が多いですね。

連絡しても、すぐに反応が返ってきたり、あなたの欲しいメッセージを伝えることができたりと、空気を読むのが上手です。

彼のセンスを褒めることが、相手と打ち解けるキッカケになりそうですよ。

 

蠍座の金星の男性

仲良くなるまでには時間がかかることもありますが、一度仲良くなると、しっかりと絆を深めていこうと努力してくれる男性です。

束縛しがちなところもありますが、かわいらしい所としてポジティブに受け止めることも必要かも。

 

射手座の金星の男性

交友関係も広く、好奇心も強いので、多くの場所に顔を出しているかもしれません。

裏表のない性格で、多くの人に好かれているでしょう。引き出しの多い女性に興味をもつ傾向があります。

 

山羊座の金星の男性

世間的に認められており、真面目な印象を与えている男性が多いですね。

真面目なので、自分の愛情を素直に伝えることに躊躇してしまうことも。

相手の本心をしっかりと感じ取ることが大切になりますよ。

 

水瓶座の金星の男性

誰とでも仲良くなり、世代や性別に関係なく公平に接するので、友人関係も広い傾向があります。

友人関係の延長のような爽やかな関係を理想としているかもしれません。

相手を束縛しようとすると、窮屈に感じてしまうので控えることも大切。

 

魚座の金星の男性

誰からも好かれて、好感度が高い男性が多いですが、本当は繊細なところがあることも多いですね。

相手を優しく包み込むような態度を示すことも、相手が本心を伝えるためには大事ですよ。

 











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