火星が乙女座へ 7月30日

約2か月ほど、情熱とエネルギーを与えてくれる星の火星は、獅子座に滞在していました。

獅子座は、火のサインであり、不動宮のサインのひとつになります。

今年から来年の5月中旬までは、火のサインに長期的な周期の天体が滞在していない時期が続いていたので、未来を変えていくような、何らかの動きは出てきたかもしれません。

さらに、2021年を代表するアスペクトとして、水瓶座の土星と牡牛座の天王星がありますが、獅子座の火星が加わり、Tスクエアを形成する時期もありました。

個人的にも、変わらないと思い込んでいたことが、あっという間に、変わっていくような兆しがあり、星の動きには驚かされることが続きました。

 

そして、7月30日に、火星は乙女座に入ります。

火星が入る直前までは、水瓶座に戻ったばかりの木星と、対の位置のオポジションになります。

偶然の出来事を、あなたにとっての幸せにつなげていくことができるチャンスとなるでしょう。

 

火星獅子座期で、大きな変化に疲れてしまった人も多いかもしれません。

これから2か月にわたり続く、火星乙女座期では、多くの人からの賞賛が集まるものを手に入れたり、誰かから評価を得ようとしたり、激しい競争に参加しようとすることを手放していく流れも出てくるでしょう。

あなたが自然と、無理なく、取り組むことができることが、あなたの生きる喜びへとつながっていくことになりそうです。

とくに、8月下旬から9月初旬まで、火星が、海王星と対の位置であるオポジションになる頃は、あなたの直感が研ぎ澄まされるので、星たちからのメッセージを受け取りやすくなっています。

 

地のサインの牡牛座には天王星が、山羊座には冥王星が滞在しています。

天王星は、2018年から牡牛座に滞在して、豊かさのあり方を変えていこうとしています。

たしかに、経済的な格差の広がりについても、話題に上ることが増えたり、資本主義的な社会のあり方から上手に距離を取るひとも増えてきたかもしれません。

冥王星は、2023年3月には、風のサインの水瓶座に移動して、ここから風の時代の本番がスタートします。

本当に風の時代が到来しているのか、まだ前の時代と変わらないのではないかという疑問をもっていた人も、確実に風の時代へと切り替わっていると実感する出来事も到来するかもしれません。

 

乙女座の火星は、この天王星と冥王星と、地のサインのグランドトラインを形成することになります。

風の時代がスタートしても、火、地、風、水の4つのサインすべてのエネルギーが必要になります。

そして、星たちは、ゼロか百かというような、極端な変化をもたらすよりも、大きな変化の前には、必ず、何度もサインを送ってきています。

風の時代は到来していますが、地に足をつけて、豊かさと向き合い、着実に風の時代の意識へと変わっていく時期となるでしょう。

乙女座は、整理整頓なども得意なサインとなります。

あなたにとって、本当に必要なものだけを選び、整った生活をすることで、あなたが頑張り続けなくても、望む豊かさを実現していくことになるのかもしれません。

 

素敵な火星乙女座期になりますように。

 

 











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