全天体順行期間中の水星逆行

2019年最初&全天体順行期間中の水星逆行

今年(2019年)最初の水星逆行が、3月6日から始まります。

そして、同日中に、天王星が再び牡牛座に戻り、本格的に天王星牡牛座時代が始まります。

翌日の7日には、魚座での新月が起こります。

着々と新しい展開が起こりつつあることがわかります。

 

今回の水星逆行中は、水星逆行が終わった後にも、全天体順行期間が続きます。

振り返り、調整などが終わった後に、前進できるチャンスが用意されていますよ。

2019年版 宇宙からのGOサインの出るタイミング

2018年11月5日

 

前回の水星逆行は、2018年11月~12月にかけて起こりました。

振り返ってみると、気づきがありそうですね。

2018年最後の水星逆行

2018年11月14日

 

水星逆行開始時のホロスコープ

今回の水星逆行は、6日の午前3時すぎに起こります。

逆行開始時の水星は、第2ハウスの最後の方にありますので、第3ハウスの意味も含まれてくるでしょう。

第2ハウスのキーワードは、「金運、個人の才能、資質、所有、身体感覚」などになります。

第3ハウスのキーワードは、「コミュニケーション、情報、旅行、兄弟・姉妹」などになります。

西洋占星術のハウスについてまとめていますので、併せてご覧ください。

西洋占星術 ハウスのまとめ

2019年2月22日

 

今回の水星逆行は、魚座の季節に起こり、魚座に天体が集中しています。

太陽・月・海王星・水星が魚座に集まっています。

 

そして、水星のサビアン度数は魚座の最後の30度で、2月中旬に牡羊座入りしたキロンと重なります。

魚座の太陽と海王星も重なります。

アセンダントは、山羊座の土星・冥王星と重なります。

ゆるくですが、木星は海王星と水星とスクエア(90度)になり、天王星とトライン(120度)になります。

火星と土星も、トライン(120度)になります。

 

水星逆行の終了時のホロスコープ

3月28日の夜11時頃に、水星逆行が終了します。

水星は、第3ハウスの最後の方にいますので、第4ハウスの意味も含まれてくるでしょう。

第3ハウスのキーワードは、「コミュニケーション、情報、旅行、兄弟・姉妹」などになります。

第4ハウスのキーワードは、「家庭、故郷、ルーツ、心の居場所」などになります。

水星は海王星とピッタリと重なり、月がセクスタイル(60度)となります。

天体は、ホロスコープの下側(第1~6ハウス)に集まっているので、自分の心の内面と向き合うことがありそうですね。

 

サビアン・シンボルから読む水星逆行

水星逆行開始時のサビアン度数は、魚座の最後の度数である30度になります。

サビアン・シンボルは、「巨大な石の顔(The great stone face)」となります。

魚座は12星座の最後にあり、しかも魚座の中でも最後の度数ということで、ひとつのサイクルの完了を表しているかのような度数になります。

そして、終わりは新しい始まりでもあるので、新しい石の扉を開けていくようなイメージが浮かび上がります。

 

一方、水星逆行終了時のサビアン度数は、魚座の17度まで逆行します。

サビアン・シンボルは、「復活祭の歩道(An Easter promenade)」となります。

魚座は精神世界や潜在意識などと関連が深いサインですが、対となる乙女座のキーワードも含まれてくる度数になるので、心と体が一体となり喜びを味わうということがあるかもしれません。

体を通じてこそ、さまざまな感覚を得て、感情や心を発達させたり、コンジャンクションとなる海王星のパワーと相乗効果で、創造力を伸ばしたりすることができそうです。

 

 

今回の水星逆行のテーマ

もしかしたら現実的な制限(経済的な悩み、住んでいる場所など)に悩んでいるのなら、あなたの心に素直に従うことで、制限がなくなってしまうこともありそうです。

お金との関係、働き方、所有に対する考え方については、天王星が牡牛座に入った去年(2018年の5月頃)からも、どんどん変化していることを実感している人も多いと思います。

水星逆行直後に、本格的に天王星が牡牛座に入ると、さらに変化の速度が速くなっていきそうです。

 

いつも不思議なのですが、ホロスコープを読みながら、星からのテーマを考えているときに、ホロスコープからのテーマと一致したことが、身近に起こります。

自分自身の感覚と創造力を使って、無意識の内に制限をかけていたことから自由になることで、喜びにあふれた日を送ることができるようになるでしょう。

現在は情報にあふれていますが、本当に大切な情報は、自分の感覚を通じて得られたものなのかもしれません。

 

さらに、今年は心身の浄化に重点が置かれているように感じます。

水星とキロンの関わり、魚座の新月など浄化のチャンスが何度も強調されています。

今回の水星逆行は、新しい時代に慣れていく時間が必要になるので、時間をかけていきましょうという優しい配慮のようにも思えます。

数年間単位の長期的な視点で見ると、グレート・コンジャンクション、冥王星の水瓶座時代など大きな星の動きも控えています。

2020年のトリプルコンジャンクション

2018年12月14日

風の時代の始まり:2020年のグレート・コンジャンクション

2018年12月6日

少しずつ、私たちの意識も時代に合わせて、変化させていくことが必要なのでしょう。

個人的にも、3月は浄化月間として、さまざまな浄化にトライしていきたいと思います。











月のホロスコープ

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