愛と豊かさの金星が水瓶座に
2月1日に、愛と豊かさの星である金星が、水瓶座に入ります。
水瓶座に、太陽、水星、金星、木星、土星の5天体が集中します。
ここまで、水瓶座に天体が集中することは、本当に珍しい状況になります。
風の時代が本格的にスタートし、水瓶座の自由で変化を起こす力が、求められているのかもしれません。
金星は、愛と豊かさをもたらして、あなたの喜びや楽しみを高めてくれます。
金星が水瓶座に入ると、友人との交流やコミュニケーションを楽しむ時間が増えたり、今まで制限や抑圧されていたことから自由になったりすることもあるかもしれません。
大切な人とのやり取りも楽しみながら進めていくことができるでしょう。
豊かさも、多くの人に分け与えていくというムードが高まってくるかもしれません。
今まで、一極集中していた豊かさが、多くの人に、平等なチャンスとしてもたらされることもあるでしょう。
この水瓶座に天体が集中している流れに、大切なメッセージを伝えようとしてくれているのが、今回の蠍座の下弦の月になります。
下弦の月は、満月から、新月に向かう途中の半月になります。
新月に向かって細くなっていく月のように、減らしたいものや手放していきたいものが、スムーズになくなっていく流れになります。
手放したい思考のクセ、いつのまにか増えてしまった体重、そろそろ手放したいご縁などが、あるかもしれません。
もしそうなら、12日の水瓶座新月までは、手放しには、ぴったりの時間となるでしょう。
下弦の月のホロスコープのポイント
今回の下弦の月は、豊かさというキーワードとも深い関連がある、蠍座で迎えます。
風のサインの水瓶座、そして、地のサインの牡牛座と山羊座に天体が集中しています。
水のサインの魚座に海王星があり、蠍座の月と、感情の癒しと直感が与えられるかもしれません。
ソウルメイトや大切な人の気持ちに、寄り添っていくタイミングになります。
下弦の月は、蠍座の17度となります。
新しい希望が生まれ、可能性を見つけ出していくことになります。
月は、第11ハウスに滞在しています。
第11ハウスは、水瓶座とも関連が深いハウスになります。
第11ハウスは、本来のあなたを受け入れてくれる仲間や友達との交流があったり、広い意味での愛や人生の喜びをうけとることになります。
あなたの仕事や家庭での役割を超えて、受け入れてくれる仲間と共に、歩みだしていく人もいるでしょう。
水瓶座、牡牛座、そして、蠍座の下弦の月が、Tスクエアという三角形のような形を作っています。
乗り越えていくテーマと直面しているかもしれませんが、乗り越えた後は、大きな自信と実りを手にするはずです。
牡牛座、蠍座、そして、水瓶座は、不動宮というグループに入ります。
この3つのサインの季節は、季節が盛りになる頃になることからも、同じ状況を維持しようという力が働きやすくなります。
今まで、豊かさや社会的なシステムなどは、同じ状況を維持しようとしてきましたが、風の時代を迎え、そろそろ動き出すタイミングであることを伝えようとしているかのようです。
さらに、水瓶座に集中している天体は、豊かさと金運に関連する第2ハウスに集まっています。
豊かさや経済に関して、今までのシステムが変わっていく可能性もあります。
下弦の月のメッセージ
今回の蠍座の下弦の月は、まさに、あなたの本来の力を思い出し、新たな希望を見つけ出していくという強いメッセージを伝えています。
世界的な変動の中、あらゆる固定化されたシステム、集中した豊かさを、平等で、自由な世界に変えていこうという動きが起こっています。
さまざまな意見がある中で、まだ決着するまでには、たくさんのことを乗り越えていく必要があるかもしれません。
しかしながら、確実に、世界は動き始めようとしています。
毎日のように、以前では、信じられなかったような情報を耳にすることが増えています。
2020年は、山羊座に天体が集中していましたが、今の季節は、水瓶座に集中しています。
山羊座は、規律の取れたピラミッド型の構造であるとしたら、水瓶座は、フラットで平等な構造になります。
多くの人が、自分の個性と本来の力を思い出して、気の合う友人や仲間との交流が増えていくことになりそうです。
水瓶座に5天体が集中していますが、豊かさや金運と関連する場所に集まっています。
あなたの個性や能力を伸ばすことで、豊かさにつながるかもしれません。
今までと価値を感じることが変化しているので、趣味や好きで続けていたことが、豊かさへの扉を開いてくれるかもしれません。
ふと耳にした情報から、豊かさへとつながるチャンスをつかむこともありそうです。
素敵な下弦の月になりますように。
