2021年 全天体順行期間の流れ
1月14日に、天王星が順行に戻り、2021年の全天体順行期間が始まります。
2020年の全天体順行期間と同様に、途中で水星逆行があり、第1部と第2部に分かれています。
水星逆行は、1月31日から2月21日までの約3週間にわたり続きます。
全天体順行期間の第1部は、1月14日から1月30日までの約2週間となっています。
そして、第2部は、2月22日から、冥王星が逆行を始める4月27日までの約2か月間となっています。
第1部では、本番前にヒントをつかんだり、目標をしぼったりしていく流れになるでしょう。
そして、水星逆行後の第2部で、本格的に始動していくことになります。
運気を発展させるポイント
火のサイン不足
2020年12月に、木星と土星が水瓶座に入ります。
ほかの天体の状況を見てみると、天王星は牡牛座、冥王星は山羊座の地のサインに、引き続き滞在しています。
海王星は、水のサインの魚座に滞在しています。
長期的な周期をもつ天体が、火のサインに滞在していない状況になります。
振り返ってみると、2020年の6月28日から、6カ月の長期にわたり、火星は、火のサインの牡羊座に長期滞在しています。
2021年1月7日に、火星は牡牛座に移動して、次の火のサインの獅子座に移動するのは、6月中旬になります。
火のサインが不足すると、チャレンジする勇気がわいてこなかったり、守りの姿勢に入ったりします。
全天体順行期間中には、物事が順調に進みやすい流れになりますが、意欲を高め、開拓精神をもつことで、道が切り開かれていきます。
2021年の全天体順行期間は、牡羊座の季節に、太陽、水星、金星が滞在するタイミングに、勇気をもって、チャレンジしていく流れが強まります。
水星逆行
1月31日から2月21日まで、水星逆行となります。
水瓶座での逆行となり、2カ月前の水瓶座でのグレート・コンジャンクションの意図を受け入れていく大切な時間となります。
第1部の全天体順行期間は、2週間という短い期間なので、今回の全天体順行期間で、何を成し遂げたいのかを模索していくことになるでしょう。
水星逆行中に、グレートコンジャンクションの意図をしっかりと受け入れて、本格的な第2部の全天体順行期間が開始していくことになります。
土星と天王星のスクエア
2021年の代表的なアスペクトは、土星と天王星のスクエアになります。
2月下旬、6月中旬、12月末の合計3回起こります。
全天体順行期間中の2月下旬に、土星と天王星の第1回目のスクエアがピークを迎えます。
仕事や経済面を考慮すると、チャレンジに対して、前向きな気持ちになることができないかもしれません。
2月下旬は、コツコツと無理しないことを心がけながら、進んでいくことがポイントとなるでしょう。