地から風の時代へ ~250年前の火から地の時代への移行を振り返る~

今年は250年ぶりのグレート・ミューテーション

今年の12月22日は、20年ぶりの木星と土星のコンジャンクションであるグレートコンジャンクションが起こります。

今年は20年ごとに起こるグレートコンジャンクションよりも、さらに珍しい250年ぶりのタイミングが巡ってきています。

木星と土星のコンジャンクションが起こる星座は、この250年は、地のサインである牡牛座、乙女座、山羊座で続いてきました。

そして、前々回のグレートコンジャンクションから、地のサインから、風のサインへの移行が始まり、今年のグレートコンジャンクションから、風のサインで起こり続けることになります。

1981年には、風のサインでの天秤座でのグレートコンジャンクションが起こりました。

2000年には、再び地のサインの牡牛座でのグレートコンジャンクションが起こりました。

そして、2020年の今年は、水瓶座の始まりの度数で、グレートコンジャンクションが起こります。

 

250年前の火から地のサインへの移行

250年前も、同じように、グレートコンジャンクションが起こる星座が、火のサインから、地のサインへ移行する時期がありました。

1782年は、火のサインの射手座のグレートコンジャンクションが起こりました。

1802年は、地のサインの乙女座でのグレートコンジャンクションが起こりました。

1821年に、再び火のサインの牡羊座でグレートコンジャンクションが起こり、1842年に山羊座でのグレートコンジャンクションが起こった後は、1981年に風のサインの天秤座で起こるまで、地のサインでのグレートコンジャンクションが、続いてきました。

 

250年前の歴史の振り返り

250年より以前では、権力や宗教をめぐって、戦いの時期が続いていることがありました。

新しい領地を開拓しようとするムードも高まっており、火のサインの世界観が続いていました。

 

250年くらい前には、世界を大きく変えていく歴史的な出来事が続きます。

ちょうど、アメリカの独立、フランス革命、産業革命などがあった時代と重なります。

今までの体制が崩壊し、新しい国家を築くことになったり、新しいシステムが登場して、大きく働き方が、変化していくことになります。

 

250年前あたりを境にして、土地やお金などを、物質的な安定や豊かさが、重要なポイントとなってきました。

個人の生活も、どれだけ土地やお金を所有しているのか、どのくらい安定した豊かな生活が送れるのかが、大切な価値観となっていたのかもしれません。

 

そして、今、地の時代から風の時代に移行しようとしています。

今までは、安定した資産やお金を所有して、積み上げていくことが、重要な価値観となっていました。

しかし、風は一か所にかたまって、増えていくものではなく、自由にあらゆるところに、流れていく傾向があります。

 

2020年の牡牛座のグレートコンジャンクションのホロスコープを見ると、この20年で、極端にまで、お金、富、土地が、ほんの一握りの人が所有しているようなアンバランスな状況を反映しているのがわかります。

地の時代が極限まで来ており、次の風の時代に向かって、この極端に偏っているものが、フラットに、平等に分散していくことになりそうです。

もしくは、今まで価値があると思っていたものに、価値が見いだせなくなるということもあるかもしれません。

風の時代が象徴する情報、フラットな人間関係、自由な時間などが、価値が高いと思う人が増えてくることもあるでしょう。

 











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