木星山羊座期&トリプルコンジャンクション
木星山羊座期は、12月3日の午前3時21分から始まり、来年20年12月19日の夜午後10時8分頃に水瓶座に移動していきます。
19年夏である現在では、木星は射手座に滞在しています。
射手座は木星のホームグラウンドであり、木星の意図を思う存分に発揮することができる土壌にありました。
12月3日に木星が山羊座に入ると同時に、すでに山羊座に滞在している土星と冥王星とともに、トリプルコンジャンクションとなります。
そして、来年(20年)の1月には、完全に土星と冥王星が重なり、大きなエネルギーが動くことになりそうです。
そして、来年の3月下旬には、土星は3年ほど滞在した山羊座から水瓶座に移動して、本格的なアクエリアス(水瓶座)時代に移り変わっていきます。
木星山羊座期の始まりのホロスコープ
周期の長い天体が、魚座の海王星を除いて、地のサイン(とくに山羊座)に集中している状況になります。
3月下旬に、土星が水瓶座に移動すると、爽やかな風が吹き始めたように感じることもあるでしょう。
数年後から始まる水瓶座(アクエリアス)時代に向けて、既存の土台・組織・社会などを見直すような流れが強まることもあるでしょう。
今回の木星山羊座期は、始まりと終わりで、ムードがかなり違ってくる特徴があります。
木星山羊座期の始まりは、今までの社会や組織の構造を見直していく傾向があるので、あなたの働き方、生き方、社会とのかかわり方などにも影響がありそうですね。
木星射手座期が、あなたの可能性や好奇心を思う存分に広げ続けてきたのに対して、少しお堅い感じもあるかもしれません。
大きな夢を追いかけるのも良いですが、現実を見つめながら、きちんと実りを得ていくということも、日々の生活の中では重要なことになります。
ですが、次第に始まりつつある水瓶座時代を前に、現実を見つめ、冷静に判断し、土台を固めておくことも必要なのかもしれませんね。
木星山羊座の終わり(木星水瓶座期の始まり)のホロスコープ
木星山羊座期の始まりが、地のサインに天体が集中していることもあり、現実的・地に足の着いた・実利的な要素が強まる傾向にありました。
一方、木星山羊座期の終わりは、水瓶座での木星と土星のグレートコンジャンクションが起こるタイミングと重なります。
およそ20年ごとに木星と土星が重なるグレートコンジャンクションが起こり、グレートコンジャンクションは今後の20年間という一時代を象徴することもあるといわれています。
グレートコンジャンクションは、いくつかの例外を除き、200年ほどは地のサインで起こり続けてきましたが、今回からは風のサインで起こります。
今回のグレートコンジャンクションは、水瓶座の始まりの度数というパワーにあふれた場所で起こります。
そして、冥王星が火星とスクエアを形成していることからも、大きな変化を余儀なくされるということでの軋轢や葛藤もあるかもしれません。
木星山羊座期の終わりでは、未来を見据え、大きな改革を前にしたワクワク感で満たされていることもあるでしょう。
木星射手座期も半分を過ぎ、木星山羊座に向かって少しずつ前進しているような状況が続いています。
しかしながら、まだ木星射手座期は続いていますので、12年に1度のあなたの可能性を最大限に広げて、好奇心の赴くままに行動していくことで開運していく状況です。
今この時を大切に、木星射手座期を楽しんでくださいね。