タロットの小アルカナと仲良くなる
タロットは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の合計78枚からなっています。
大アルカナは、それぞれのカードにインパクトがあり、絵柄からもイメージがわきやすかったり、意味が分かりやすかったりします。
一方、小アルカナは、ワンドとペンタクルとソードとカップという４つのスートからなっており、それぞれのスートに10枚の数字のカードと4枚の宮廷の人物を表したカードからなっています。
数字や人物が出てくるので、意味がとりづらく、難しく感じることもあるかもしれません。
逆に、数字のもつ意味、宮廷の人物が象徴する意味、スートがもつ要素を理解して、組み合わせていくと、わかりやすいと感じることもあるでしょう。
タロットの大アルカナの相手の気持ちは、すでに投稿していますので、ぜひご覧ください。
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タロットで知りたい「相手の気持ち」
タロットカード占いで、占いたい質問の中で、とくに多いのが恋愛だと思います。
恋愛面でも、よくある質問のひとつとして、「相手の気持ちはどうなの？」ということではないでしょうか。
相手の気持ちを表すところに、ソードのペイジが出たときに、相手の気持ちはどうなのかを、スートと数字の解釈も含めて、解説していきます。
ただ、あなたの今後の行動によっても、相手の気持ちは変わってくる可能性はあります。
そして、過去の状況やキーカードなどを含めた周りに出てくるカードによっても捉え方が変わることもありますので、一例として参考にしていただければと思います。
タロットは、新しい視点や気づきを教えてくれる素晴らしい友人でもあります。
あなたがタロットと仲良くなることで、さらに詳しく答えを教えてくれるようになりますので、カードを信頼してあげてくださいね。
小アルカナのスート
小アルカナは、ワンド、ペンタクル、ソード、カップの４つのスートがあります。
占星術でも出てくる4元素区分を同じように当てはめていきます。
ワンドは火、ペンタクルは地、ソードは風、カップは水に対応しています。
ソードは、「論理、知性、情報、正義、公平、情報、機転、思考、コミュニケーション」などのキーワードと関連があります。
恋愛を占っていて、ソードのカードが出てくると、お相手の気持ちや未来が想像しづらいこともあるかもしれません。
ソードは、男性的な思考や行動に近いので、お相手の気持ちや行動の指針となっていることが、表れています。
カードのストーリーをつかんでいくことで、お相手の気持ちや行動の理由などを、理解する助けになってくるでしょう。
小アルカナの宮廷の人物
宮廷の人物を表しているカードは、キング、クィーン、ナイト、ペイジの4種類あります。
ワンド、カップ、ソード、キングの4つのスートが、それぞれ４つの宮廷の人物のカードをもっていますので、合計16枚の宮廷カードがあります。
ペイジは、メッセンジャーとしての役割があり、まだ成熟していない少年になります。
ソードのカードをよく見てみましょう。
ソードのペイジは、ソードを両手で持って、表情もなんとなく緊張しているようにも見えます。
論理や理性的に行動しているといっても、未熟さが残っているのかもしれません。
彼の背景には、鳥が飛んでいます。
ソードの宮廷カードには、背景にすべて鳥が描かれていますが、最も鳥の数が多いのが、ペイジのカードになります。
ペイジが、キングやクィーンやナイトと比べると、最も柔軟で、未来の選択肢があるからでしょう。
背景を見ると、ペイジのブーツは、赤色になります。
赤色は、「エネルギー、本能、欲望」などと関連があります。
まだ、成長の余地がありますが、ソードらしく、目的のために突き進んでいくパワーをもっているようです。
タロット「ソードのペイジ（正位置）」の「相手の気持ち」
エースから始まり、次第に経験を積み重ねていくというストーリーがあるのが、数字のカードになります。
一方、宮廷のカードでは、キング、クィーン、ナイト、ペイジのそれぞれの立場の人物が象徴するキーワードを思い浮かべながら、想像していくと良いでしょう。
ペイジのカードは、お相手自身を象徴しているかもしれません。
ソードの特徴はしっかりと引き継がれており、お相手は、目的が定まると、その目的に向かって、素早く進んでいきます。
ペイジの表情を見ると、緊張をしているようにも見えることから、これから起こることに用心しているのかもしれません。
論理的で、理性的な思考を元に決断をしていくので、周りの人の気持ちや意見などに、配慮することが欠けている可能性もあります。
ペイジは、まだ未熟なところもありますので、自分は論理的に行動していると思っていても、周りから見ると、思いつきで行動して、周りを振り回していることもあるかもしれません。
まだ、成長の余地があり、比較的柔軟で、選択肢もある人なので、寛大な心をもって接していくと良さそうです。
出会ったばかりのお相手なら、あなたのことが気になっているようですが、まだ用心して、慎重に、あなたとの関係を探っていきたいと思っているようです。
また、長い間お付き合いをしている人は、お相手は、自分のことを、まだ成長の余地があると思っているようですが、あなたに弱みを見せられないと思って、背伸びをしているところもあるかもしれません。
色々なことにトライをするようですが、お相手の思い付きに振り回されてしまうこともあるかもしれません。
恋愛の悩みや問題を抱えている人は、お相手が、自分の気持ちに寄り添ってくれないと感じていることもあるかもしれません。
自分のことで精一杯で、ほかのことに気が回らなかったり、まだ恋愛を楽しんでいたいという気持ちが強かったりすることもあるかもしれません。
実際に恋愛を占っていると、お相手は、目的に向かって行動しているようですが、まだ自分のことに精一杯であったり、用心しながら進んでいたりするときに出てくることがあります。
同時に、お相手の未来の気持ちや状況、キーカードなどを、一緒に見ていくことで、二人の未来がどのように変化していくのか、判断していくと良いでしょう。
どの意味が適切に当てはまるか、相談者からの質問や周りのカードから照らし合わせると良いでしょう。
自信があるように見せているので、弱みを見せられない
あなたのことが気になるが、まだ慎重に未来を探っていきたい
まだ恋愛を楽しんでいたいという気持ちがある
タロット「ソードのペイジ（逆位置）」の「相手の気持ち」
逆位置となると、正位置の意味が弱まったり、逆の意味を表すこともあります。
ソードのペイジの逆位置では、ペイジの未熟さが出てしまい、自分だけで抱えきれない状況に直面したり、不安定になってしまったりすることもあります。
たとえば、まだ経験が足りなかったり、気持ちが緩んだりすることで、問題に直面してしまい、冷静さをなくしてしまうかもしれません。
頭の回転が早く、自信と行動力もありますが、思考が足りずに、計画倒れになってしまうこともあるでしょう。
また、慎重に、用心しながら進めていたけれども、あまりにも警戒心が強くて、前に進みだせないということもありそうです。
相手の感情に寄り添うような話し方や行動を取るのではなく、率直すぎる言動のために、大切な人にも、冷たい印象を与えてしまうこともあるでしょう。
さらに、アドバイスのカードや未来のカードなどを見て、未来の気持ちへの変化を読み取ってみましょう。
あなたがどのような行動をとれば、現実を打開し、相手の思いや行動パターンにポジティブな効果を与えられるかヒントを得られるでしょう。
慎重になりすぎて、前に進みだせない
自分に自信があるけれど、思いつきで、周りを振り回してしまう
ぶっきらぼうな対応で、冷たい印象を与えてしまう
タロットクロスを使用すると、あなたの大切なカードを守ることができます。
とくに、カードの端っこは傷つきやすいので、クロスを敷いて、占いをすると良いですよ。
鑑定後に写真を撮る人も、クロスがあると写真が映えます。
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