恋に効くサビアン
サビアンシンボルは、1923年頃にマーク・エドモンド・ジョーンズ博士が提唱しはじめ、25年頃にエルシー・ウィラーと共に創り上げました。
12星座からなっている円状のホロスコープは、ひとつの星座あたり30度が割り当てられます。
ひとつの星座ごとに、1度～30度までのシンボルがあり、あなたや大切な人ののホロスコープ上にある天体やアセンダントなどをあてはめると、どのような傾向があるのか、さらに読み解きやすくなります。
恋愛傾向を表す金星や火星はもちろんのこと、行動指針などを表すアスペクト、そして潜在意識・女性性・心の在り方・感情を表す月のサビアンシンボルを見ると、あなた自身のことや大切な人のことが、鮮やかにわかってくることもあるでしょう。
サビアン度数の出し方
- まず、ホロスコープを用意します。無料のホロスコープ作成のホームページ（Astro.comがおすすめ）を利用すると便利ですよ。
- 天体やアセンダントの星座と度数が書かれているので、小数点以下を切り捨てます。（例 山羊座10.45なら山羊座10）
- 小数点以下を切り捨てた度数に、1を加えます。（例 山羊座10+1=山羊座11度）
サビアンシンボルの解釈 牡羊座3度
Photo by 浮萍 闪电 on Unsplash
The cameo profile of a man in the outline of his country.
1度でスタートを切り、2度ではその反動が出て周りと順応することを学び、3度では1度と2度での学びをへて、サインの意味が定着していくことになります。
牡羊座の2度で、周りの人々の行動を観察して、マネをしていくことで、周囲になじみはじめていましたが、3度では、すでに周りの人と一体化して、自然に同じ行動をとっていることがあります。
ただ、自分自身というものをまだ確立していないために、ただ周りの行動や意識を純粋に無意識の内に学び、いつのまにか自分の行動パターンとなっていることもあるでしょう。
自分は○○のように考えるから、○○という行動をするというよりも、子どもが自然に学び吸収していくように、周りに溶け込んでいく状況を表しているようです。
サビアンシンボルの恋のキーワード
牡羊座の3度は、牡羊座のサインに共通するようなキーワードや特徴が定着してきます。
牡羊座の1度＆2度で、周りと歩調を合わせていくために始まった取り組みは、3度でも行われており、次第に無意識の内に自分自身のものとなっているでしょう。
2度では、まだ新参者で笑いを誘うこともありましたが、3度では自然と周りから吸収し、学びを得て、周りと上手に合わせることができます。
もしかしたら、あなたの大切な人が牡羊座の3度に天体をもっていると、周りのムードを読み取り、歩調を合わせていくのが上手な人、周りから自然と状況やパターンを学び、身に着けていく賢さをもっている人、純粋にさまざまなことを吸収していく人ということもあるでしょう。
絆が深まっていったり、お付き合いが進んでいったりすると、自然とお互いのクセや雰囲気が似てくることがありますが、自分自身を主張しすぎることなく、相手の雰囲気を読み取ることができ、自然に歩調を合わせてくれるので、安心できる関係を築くことができるかもしれませんね。
ただ、牡羊座の3度では、2度よりも自然に周りと馴染み、学び吸収していくことができますが、自分自身が確立途中なので、集団の良い所も悪い所の区別がつきづらいとこもあるかもしれません。
自分自身を築いていくプロセスは、まだ始まったばかりになります。
サビアンシンボルと各天体の解釈 恋愛編
各天体とサビアンシンボルの関係を読み解いていくと、あなた自身や大切な人のことを知るキッカケになりますよ。
牡羊座の3度の太陽
純粋に学び吸収することができる人、直感を通じて様々な学びを得られる人、周りの人と自然と馴染むことができる人
牡羊座3度の月
周りの人と自然と仲良くなってしまう人、直感でその場の空気を自然に読み取ることができる人
牡羊座3度の水星
直感で状況をすぐに察知できる人、新しい環境下に慣れるのが早い、吸収力が高い人
牡羊座3度の金星
状況を直感で察知し、上手になじむことができる人、新しい環境下でも、周りの人とすぐに打ち解けられる
牡羊座3度の火星
新しい環境に飛び込み、さまざまな人と交流することが好きな人、新しい環境下で学びたい気持ちが強い人、多くの人と接し、たくさんの学びを得ることができる
牡羊座3度の木星
多くの人と関わり、周りと上手に打ち解けることができる人、自然体で接し、周りの人と馴染むことができる、素直な態度で学ぶことができる人
牡羊座3度の土星
深く考えずに、周りの行動パターンを受け入れる、ムードと同調してしまいやすい傾向がある
